妄想恋愛小説
30代主婦真理子の恋愛妄想小説
スポンサーサイト
【2008/10/11 23:16】 |
8回目のデート-1
こんな意識合わせをした後、何度か会いたいと言われたが色々と都合がつかなかったり、
体調を崩したりして、前回会ったときから1ヶ月くらい後になった。
今年の夏はやたら暑くて、完全にダウンしてしまった・・・。
貧血に目眩、胃腸の不調で食欲不振・・とにかく、ありとあらゆる不調に襲われて死ぬかと思った。
あまりに酷いので病院に行って点滴を打って、実家に暫く帰っていた。
30歳の体力ではこの夏を乗り切ることができないのか・・・と少々体力に自信がなくなった。
今だ本調子ではなかったが、何とか普通の生活ができるようになった。

いつもの待ち合わせのコンビニに11:00・・・彼が来た。
窓側で雑誌を立ち読みして待っていたが、全然気付かず彼が店に入ってきてやっと気付いて、外に出た。
それもそのはず、いつものパジェロではなく彼には似合わない高級感溢れる黒のアウディだった。

「今日、兄貴が俺の車勝手に乗ってっちゃったから、親父の借りてきた。」
「あっそう。ビックリした・・・」
ハイどうぞ、とドアを開けてくれた。助手席が右側だった。
自分も乗り込み、右手を何気なくアタシの腿に手を乗せかるくモミモミする。

「もう大丈夫なの?食べられる?
真理子さん、また痩せたね・・っていうか一回り顔も身体も小さくなった?」

体調不良で、もちろんダイエットなんてしてないが一時期は41kgまで減った。
頭がくらくらして食事どころではなかったし、無理に食べたら食べたで下痢かそれも無理なら戻したりして
軽く1週間くらいはまともに食事をしていない。
ここ3日くらいで何とか普通に栄養を吸収できるようになって42kgになった。
はじめてデートしたときは弛みきった48kgだからそりゃ一回りくらい小さくなってるだろう。

「何とか食べられるよ。折角痩せたけど、どうせ体重は戻るんじゃないかな。」
「もう痩せたらダメだって!心配させないでよ・・。
オレは看病もお見舞いすらもしたくたってできないからさ・・・すごくヤキモキしてたよ。
寝てるといけないから、電話したら不味いよな・・・って思ったり、実家ならいいかなと思ったり、
バナナ持っててあげたいとか、お粥でも作ってあげたいとか。
スポーツドリンクちゃんと飲んだかな?とか・・・ホントに不倫の切なさを感じたなあ。」

「心配してくれてありがとう・・もう、大丈夫だからっ」
「うん・・・」

とりあえず、快気祝いにランチでもと車を走らせた。
「オレさ、今までの彼女に尽くされたことはあっても尽くしたことなんて全然なかったし、
アレしてあげたい、コレしてあげなきゃってこんな気持ちになったの初めてだったよ。」

「ホント?それすごい嬉しい。・・じゃあ、会ったらアタシに何してあげたいって考えてた?」
ちょっと調子に乗る。
「足裏のツボ押し(笑)消化器官とか自律神経に効くツボをぎゅ〜っと押してあげたいね。
っていうか病気だったからとか関係なく会えなかったから、とりあえず抱きしめたいって思ったけど、
細くなりすぎてオレの感情のテンションで抱きしめると”ボロボロボロ〜”って真理子さんの
背骨が折れちゃいそうだから、何となくやめといた。」

「大丈夫だよ(笑)ツボ押ししてほしい。」
なぜ、女は「細くて折れそう」とか「守ってあげたい」とかいう類の言葉に弱いんだろう。
自分を小さくて弱いものに見立てられるのは本来見縊られてることになるのに・・・不思議だ。

快気祝いランチは体調を気遣って中華薬膳の店を予約しておいたとの事。
「えええ〜薬膳って臭いんじゃないの?」
「全然臭くないよ。親父の友達の店で小さい頃からよく行ってたんだ。」
「そこに連れてってくれるの?・・・良いの?」
「いいよ〜俺の大事な人だもん。だって見た目で不倫なんて分かんないでしょ。
オレが、真理子さんを連れてって食べさせたいの。」

「うん・・ありがと」
細かいこと言って水を差すのをやめ、彼の好意を素直に受け止めることにした。

  
 

テーマ:妄想恋愛不倫小説 - ジャンル:小説・文学

【2007/09/19 18:04】 | 【拓也】8回目のデート | トラックバック(0) | コメント(0)
8回目のデート-2
彼の連れて行ってくれた薬膳中華料理の店は、インテリアも螺鈿や中華風の欄間が設えてあり
落ち着いていて、とっても素敵なところだった。
一応ランチもやっているが、円卓で紹興酒でも舐めながらゆっくりと食事を堪能したいお店だ。
両親がレストランをやっているということがすべての原点だとは思うが、彼の連れて行ってくれるお店は
絶対にハズレがない。
味はもちろんのこと、お店の雰囲気やインテリア、すべてにおいて合格点だ。
若かりし頃は、色んな殿方にご馳走になったアタシ・・・。色んなところに連れて行ってもらった。
だから、舌も目も相当肥えていると思う。
例えばチェーン店の居酒屋なんてところに連れて行かれたら確実に次その人と会うことはない。
そんな価値観の世界で生きていたこともあった。
彼の選ぶお店は高級店ではないけど、味は絶品で肩肘張らずにゆっくり食事ができるところばかりだ。
そういう彼のセンスは大好きだ。

店の前に車を停め店に入ると彼は美人でお洒落でまさに「マダム」という感じのオバ様に挨拶をした。
親戚のおばさんと話してるような雰囲気で、とっても親しそうだ。
「拓ちゃんが来るって電話くれてすごく楽しみに待ってたのよ〜」
厨房からシェフが出てきて、
「おお〜、一段と大きくなったな〜親父元気か・・」と何だか和やかな雰囲気で皆が嬉しそう。
「キレイなお嬢ちゃん連れてきてくれたんだね。」
「あっ、○○真理子さん・・・」
「拓ちゃんが、女の子連れてきて紹介してくれるなんて初めてだからなあ」
「親父には言わないでね。」
「分かった、黙っとく・・・」
「彼女、夏バテして病み上がりなんだ。何か元気になるものがいいんだけど」
「分かった。すぐ作ってやるからな。」
マダムが席に案内してくれた。
「今年の夏は暑かったからね・・・もうお加減良いの?」
「ええ、ここ3日くらいで何とか食べられるようになったんです。」
「そう、じゃあ滋養強壮とか・・・あと美容に良いものお出ししましょうね。」

12:30。8割くらいの席が埋まっていたがとってもマダムの雰囲気に似たゆっくりした空気が流れている。
半個室のような小さな円卓に通され、45℃くらいの位置に座った。
シェフがアタシを見て、”女の子”とか”お嬢ちゃん”なんて表現をしてくれたことが妙に嬉しかった。
これじゃ、みのもんたに洗脳されてるオバさんと一緒ではないか・・・

気を遣わないようにだろうか、他の女性が料理を運んでくれた。
漢方薬も多少使っているが、素材の中に入っている漢方の成分をより引き出す調理法で作っているという。
全然、漢方独特の臭いもないし、どれもホントに美味しかった。
胃が小さくなっていていつもよりも少な量しか食べることはできなかったが、もっと食べたかった。
とくに薬膳フカヒレスープ、松のみやクコのみがたくさん入ったチャーハンが美味しかった。
彼は車だしお昼だし、病み上がりだしアルコールは控えたがちょっと酔いたいくらい気分がよかった。

お会計を済ませ外に出た。

  


続きを読む

テーマ:妄想恋愛不倫小説 - ジャンル:小説・文学

【2007/09/19 19:44】 | 【拓也】8回目のデート | トラックバック(0) | コメント(0)
8回目のデート-3
彼はアタシの顔を見て、ティッシュでマスカラが結構落ちてチークもファンデーションもリップも
とれてグチョグチョになった顔を拭いてくれた。
もう既に恥ずかしいと言う域を随分前に超えていた。
「真理子さん、子供みたいだね。可愛い・・」
「子供じゃないよ・・・いい大人・・おばさんですよ」
「絶対違う。自分自身がコントロールできない子供だよ。
真理子さん、実はすごい神経が敏感で感受性が強くて常に気遣ってるんでしょ。
理屈っぽく喋ってるときは、多分頭が働いてるときで心の動きが停止してるんだよ。
いつもそうしてると頭が働かなくなって、感情がが強出て心の動きが活発になって、今みたいに
いきなり爆発しちゃったりするんじゃないの?
違うかな・・・こんな風に訳分からず涙が出たりすること今までにない?」

「たまに・・・お風呂とかで・・」
「捌け口がないとそうなるんじゃないかな。オレいつでも捌け口になるから何でも言ってね。
いつでも付き合うから・・。
ストレス発散するためだけでいいから、カラオケもスポーツでも飲みでも何でも付き合うよ。
・・・ねっ。」

「そういってくれるだけで嬉しい。」
自分でも何となく薄々気付いていたが、何かの拍子に突然大泣きすることが結構あった。
具体的に何が原因でってことはなく、泣くことでストレス発散して吐き出してるんだと思う。
仕事で理不尽なことがあったり上手く行かないことが多いと定期的にこんな現象はあった。
やっぱり、泣くことでしか不満を吐き出せない赤ちゃんと一緒なんだろうか。
最近のストレス・・・・義母だろうか・・・主人だろうか・・ご近所の会長さんだろうか・・?
それともこうやって、主人以外の男と会ってることだろうか??
・・・やっぱりよく分からない。

彼はずっと頭を撫でながら、アタシの顔をとろんとしたこれ以上ないほど優しい顔で見つめている。
彼の大きな右手は、温かくてその温かさを感じるだけでとっても安心して油断する。
その温かい大きな右手は頭から徐々に降りて肩を包み、肘・腕・・腿の上のアタシの手を握る。
顔を上げると無言で顔がすぐ近くに近づき真っ暗で見えなくなり唇の感触だけを感じていた。
いつものように、ゆっくり口内全体を舐め回し、あたしの口の中の甘い蜜を探している。
顔の向きを2・3回変えた。息継ぎも必要なくらい長いキス。そろそろ手を動かしたくなる。
彼がアタシの手の甲を覆っていた大きな手は腰に移動した。今まで遊んでいた左腕も背中に回される。
アタシは彼の腕にしがみつき一生懸命彼のキスを受け止める。
いままでいつも彼の一方的なキスだった・・今回初めてそのキスに応え、能動的になった。
吸ったり、舌を絡ませてみたりして吐息が漏れる。本能のままに身体が自然に動く。
彼はそのまま車の後部座席でアタシの上に覆いかぶさり押し倒した。
「拓ちゃん・・・ダメだよ・・」
「うん・・・・真理子さん・・・・・・・・・すっごく勿体無いけど、惜しいけどそろそろ帰ろう。」

アタシはこの寸止めな感じが嫌いじゃない。
確かにあの勢いのまま行動してもよかったのかもしれないけど、次回に持ち越したほうが感動が
大きいのはよく分かっている。次回までの時間が気持ちを育てることはよく知っている。

「あっそうだ・・化粧しても良い?」
「うん。見てても良い?」
「はぁ?」
「ダメって言われても見てるけど・・・」
おかしな人だ。女の人が化粧をするところを観察するのが好きなんだそうだ。
たまに”やらせて”とチークやリップを塗ってくれた。
いつの間にかそんなことされても、もう何ともない間柄になっていた。

  


テーマ:妄想恋愛不倫小説 - ジャンル:小説・文学

【2007/09/20 11:05】 | 【拓也】8回目のデート | トラックバック(0) | コメント(0)
8回目のデート-4
彼もアタシもそれぞれ運転席と助手席に乗り、もう一度キスをした。
「泣いた後のキスってしょっぱいんだね。」
「そうだね。」
「真理子さん、キスって好き?」
「好きだよ。」
「ニャンニャンは?」
「好きだよ。」
エッチは?」
「基本的には好きだよ。」
「基本的には?」
「気分が乗れば」
車を出した。すっかり辺りが暗くなりつつあった。

「真理子さん、エロいね。」
「ん?」
「この前エッチした時・・緊張してたしあんまり気付かなかったんだけど・・・
そういう空気のときの真理子さんは今日改めてやっぱ、良い顔するな・・って思った。」

「良い顔?」
「そう、エロい顔」
「???・・・????」
「すごく色っぽくなってすごい良い顔する・・かと思ったら子供みたいに笑ったりもするけど。」
「そんなこと言われたことないなあ・・・。」
「例えば仕事関係の人がそんなこと言ったら確実にセクハラだし、仕事中の真理子さんに言う
勇気誰もないよ(笑)素面で言ったら張り倒されそうだし・・・
そういう強そうなところもセクシーだったりするけど。
あっ、そのギャップかな。分かった!真理子さんはツンデレだ〜(笑)」

「そうかも・・・。だからイメージが違うってふられた事あるよ。
ぱっと見、しっかりしてて姉御風だけど付き合ってみたらすごい甘えたりして本性見せたら、
"俺の好みそういうんじゃない”って。」

「えええ〜、真理子さんふられた事あるんだ。ふられる前にふっちゃいそうだけど・・・。
オレはどっちも好きだよ。っていうかそういうギャップがあるのが良い。"オレだけに見せてくれる
弱くて可愛いところ”みたいな感じが。
でも、真理子さん結構気分やだからその時のテンションによって違うんだろうな・・」

「分かった?」
「お見通しです。」

「拓ちゃんは?エッチ好き?」
「もちろん。いつだってしたいし(笑)
でも、真理子さんとこの前して、ちょっとSEXの概念が変わった・・与える喜び(笑)」

「ん?」
「今までは自分がしたいからしてて、ギブテクだから仕方なく女の子を気持ちよくさせないと
って思ってたけど、真理子さんの気持ちよくなる過程の良い顔見たら”与える喜び”を感じた。
真理子さんにもっとよくしてあげたいな・・って思ったりしたし、好きな女とするのはやっぱり一番だと思った。」

「ほお〜大人になったね。」
「あと、この前真理子さんも言ってたけど、お互いに楽しむことは重要だなって。
なんか三木道三の気持ちが、やっと実際に味わえた感じ。」

「ふふふふ・・・下ネタだったのに・・何か嬉しい。」
下ネタって・・あのね、真剣に性とか恋愛について語り合うって事は大事なことだよ。」
「確かにね・・」


 Life time Respect / 三木道三

 にほんブログ村 恋愛ブログへ にほんブログ村 主婦日記ブログ 恋する主婦へ
↑ランキングにご協力お願いしますp(^^)q
↓続きも読んでね
続きを読む

テーマ:妄想恋愛不倫小説 - ジャンル:小説・文学

【2007/09/21 10:49】 | 【拓也】8回目のデート | トラックバック(0) | コメント(2)
| ホーム |
プロフィール

Author:petiy
婚外恋愛の小説です。
不快に思われる方はスルーして下さい。

カレンダー

09 | 2008/10 | 11
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

カテゴリー

アクセスランキング

ご協力頂けると励みになりますp(^^)q



にほんブログ村 恋愛ブログへ

にほんブログ村 恋愛ブログ 年下との恋愛へ

にほんブログ村 主婦日記ブログ 恋する主婦へ

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説へ

楽天30代女性ランキング

オススメのエンタメ

本・音楽・映画など

トラベル情報

不倫といえば旅行でしょう〜

綺麗な人でいる為に・・

petiyオススメの優秀コスメ♪

DHCオンラインショップ
DHC Q10トライアルキット



AVON(エイボン・プロダクツ)

CCBパリ アニエス

クリスタルジェミー .net


オスカル ロングマスカラ+アントワネット ボリュームマスカラ セット


ヴィーナスリム マッサージジェルでぷるん!と上向きヒップ


ボディローションローズ アロマの香りでリラックス!しっとり保湿のボディ

ずっとお洒落でいましょう♪

お洒落心を捨てたら女じゃない!

スタイライフ





体内美人・デトックス・ダイエット

体内から美しく

美味しいもの

petiyのグルメ

ワインセット

辞められませんな・・・









リンク

このブログをリンクに追加する

FC2カウンター

petiyと友達になってください!

この人とブロともになる

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ