妄想恋愛小説
30代主婦真理子の恋愛妄想小説
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【2008/10/11 23:09】 |
11回目のデート-1
700HIT
ランキングの順位もどんどん上がってきました。ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします

旅行は結局随分と先の予定になった。
それまでじっくりと調べて、余すところなく別府温泉を堪能しようということになった。
パンフレットや資料などたくさん持って作戦を練ろうということで会うことになった。

アタシも何だかんだと所用で忙しく、なかなか彼と予定が合わず彼の仕事が速く切り上げられる日の夜
会うことになった。
5回目のデート
のときにも集合した大きな本屋さんで待ち合わせをした。
別府のガイドブックなどの辺りを見ていた。
載っている温泉がホントにどれも素敵でかなりテンションが上がった。

彼の言うように、隠れ家のような離れに宿泊する宿で、温泉宿なのにベットと座敷とがあり、離れとして
設えてあって、天然掛け流し温泉が露天内風呂で入れたり、お食事も地のものを和洋折衷で出してくれて・・
母屋には以外にも素敵なBARがあったり、もちろんエステやマッサージも充実・・・
なんてところがたくさん載っていた。
夢のような画像をたくさん見てしまった。
もちろん、こんな高級宿の料金は、
「ちょっと手が出ないな・・・」
「出せないことはないけど・・もう1ランク下げるか・・」

という金額で、コレに飛行機代まで加算したら結構な額になるだろう。
まさか、旅行代金まで彼にお世話になる訳にいかないのでこのくらいは覚悟しとこうと考えていた。

気付いたら待ち合わせ時間を4分過ぎていた。
「今から会社出る」
拓ちゃん旅行(株)はどんなプランを持ってくるんだろう?楽しみだ。

次々と旅行雑誌を見ていると彼がやってきた。
「真理ちゃん、お待たせ。ゴメンネ、遅れて。」
「うん、大丈夫。今ね、色々見てたの。」
「・・・どれ??あっ!この雑誌オレ買ったから、今日持ってきた。」
「すごい、準備万端だね。」
「・・じゃあ、行こうか。」

彼の知ってる、美味しい和食屋さんに行った。
かなり狭い路地の奥にありあまり知られてないのか、店は空いていた。
暖簾で個室になっているところに通され、小さめの円卓に座った。
日本料理や会席料理のような堅苦しさはないが家庭料理がとってもお洒落にアレンジしてあるお店だ。
カレー枝豆(カレー塩で味付けしてある)、カルパッチョ、豚の角煮などを頼んだ。
どれも素朴な味でビールにもよく合うし、家でもできそうなものばかりだ。

少しお酒も進んだところで彼がさっきのガイドブックを出した。
「オレね、実は女の子と温泉旅行行くの初めてなんだ・・」
「そうなんだ。温泉じゃない旅行は行ったでしょ。」
「行った・・・・その返し方何だよ〜 真理子さんだって行ったでしょ。」
「行ったよ。」
「行ったの?旦那さんじゃなくて?」
「うん違う。悪い?」
「悪くない・・・えええ〜そうなの・・”アタシも初めて”とか言ってよ〜
「残念でした

からかうと面白い。
そんな過去のことまでも、素直にちょっとだけ嫉妬してくれるのはいい気分だ。

 

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【2007/10/05 19:38】 | 【拓也】11回目のデート | トラックバック(0) | コメント(2)
11回目のデート-2



彼は意識はちゃんとあるようだが、少し思考回路に時間のラグがあるような感じだった。
1軒目でも3杯くらいビールを飲んだだけだし、ワインは1杯をチョビチョビと舐めているくらいだった。
疲れてたんだろうか、彼が今までこんなにっ払ったところは見たことがなかった。
彼がお手洗いで居ないときにお会計をした。
高級なワインを頼んだわけじゃないが、¥2000以下で安かった。
女性ソムリエのお姉さんが、
「是非またお越しくださいね、女同士お話しませんか?」
「今度は独りで来ます(笑)」
といってクーポン券をくれた。
どうやら、彼女もアタシと気が合うと感じたらしく、そんな風に言ってくれた。
「ナニナニ〜?2人でコソコソ話しちゃって・・」
彼が戻ってきた。
「内緒。ちゃんと歩けるの?」
「全然大丈夫。」
「じゃあ、また来ますね〜
やっと店を出た。

駅まで歩く途中手を繋ぎながらこんな話をした。
「お姉さんと何話してたの?」
「女同士の話。」
「どんな?」
「内緒だよ。」

「ねえ、やっぱり真理子さんはいい男が別に居たらそっちに行くの?」
彼女の話を、まだ気にしていた。
「そうだねぇ・・拓ちゃんが手を抜いたらね・・そっちの方がよく見えるしね・・」
「絶対、真理子さんに手なんて抜かないよ。オレ・・いい男かな・・・?」
「いい男になる過程じゃないかな??」
どんどん、上から目線で意地悪になる。
「真理ちゃん・・ねえ、今まで聞いたことなかったけどというか聞けなかったんだけど・・
っ払ったついでに・・オレの事好き?」

「好きだよ。」
「どのくらい?」
「そんなのどうやって答えればいいの?ん・・・・いっぱい好きだよ。」
「でもそれは多分、オレの1/10以下だろうな・・・」
「それ、高校生以下の思考じゃない?」
「だって、絶対そうだもん。オレの方が絶対愛してるよ。
真理子さんにも、オレと同じくらいになって欲しいんだけど・・コレが堅物で曲者でツワモノで・・・
なかなかならないんだよな・・・。」


多分、っ払ってるし本音なんだろう。彼は素面でも本音じゃないことは言わない。
詳しく聞いたことはないが、きっと彼は自分と同じか年下の女性と今まで付き合ったんだろう。
付き合った人数は聞いたこともないし、興味もないが少なくはないと思う。
”彼女”の数に入らないが彼と関わった女性もたくさんいるのかもしれない。
顔もカッコイイし背も高いしオシャレだし、話も面白いし優しいし、モテる要素はたくさんある。
きっと、最初に口説き落としたら、女性は簡単にメロメロになたのかもしれない。
どうしたらアタシが自分に惚れてくれるのか・・・日々考えてるんだろう。

大人はなかなかメロメロにならない、なれない・・・それもまた悲しいけど・・・。

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【2007/10/06 11:36】 | 【拓也】11回目のデート | トラックバック(0) | コメント(2)
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