妄想恋愛小説
30代主婦真理子の恋愛妄想小説
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【2008/10/11 22:55】 |
久々の同窓会、元彼との再会
専業主婦になってからホントに視野が狭くなったと実感する。
毎日家の中にばかりいる。
社会的な情報はテレビやインターネットから見ることができるし、たまには買い物だって行くし
知らなくて困るようなことはない。
でも、毎日人と関わることがない。主人や友達、親・親類、お店の定員さん、バスの運転手さん、
近所の方くらいしか口を利く機会がない。
やっぱり人と接することから生まれる刺激はほぼないと言っていい。

そんなとき、高校の同窓会が行われると友人から知らされた。
今までも何度か開催されていたし、少人数で行われるものはちょこちょこ顔を出した。
でも仕事を始めてからは、いけないことが多かったし結婚していたこともあって友達が誘うのを
少し遠慮していたようだった。
高校の友達・・今でも連絡を取り合っているのは男女含めて当時も仲が良かった3・4人で、
メールや電話、食事をしたりする。
そこから他の同級生の噂は聞いたりするが、実際に会ったりしたことはない。
それにもう10年以上も前のことなので、言われても名前も顔も分からない同級生はたくさん居る。
彼との満ち足りたデートをしているとは言え、平穏な生活に飽きていたアタシは珍しく同窓会に行くことにした。

土曜日の夕方地元での集合だ。
アタシはついでに実家に帰っていた。友達が迎えに来てくれた。
アタシは高校の2・3年は理系のクラスに在籍していた。女子は全体の1割だ。
3年になってクラス換えはあったが、女子は1クラスにまとめられるし、男子も当時大抵知った顔
ばかりだったので何年のとき同じクラスだったかがよく分からない。
同窓会で楽しみだったのは、もちろん疎遠になっている友達との再会。
中でも、当時付き合っていた人が来るかどうか・・・。
どんな風に変わっているのか、会ったらなんと言えばいいのかなど考えていた。
もちろん、そんなことは誰にも言ってないが密かな楽しみだった。

地元の料理屋さんで集合した。
全員ということになれば80名近くの人が集まることになるが、連絡が取れたのは60名ほどで
来るのは50名くらいということだ。
恐るべき参加率だと思ったが、30歳・・・そろそろ昔を振り返りたくなる年頃なのかもしれない。

大きな座敷をが2間借りて、ふすまが取り外されて1部屋になっている。
あみだくじで席を決めて、言われた番号の席についた。
隣近所の席の人や、言葉を交わせる友達の顔を何人か見て、世間話や近況を話した。
その間も彼の姿を探していた。

  
 
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【2007/10/07 15:16】 | 【岡田】再会 | トラックバック(0) | コメント(0)
元彼の近況 12年前の思い出
随分と最初の座り位置から誰もが座敷の中を移動してめちゃくちゃになっている。
誰も居ない一角に2人でグラスを持って話をした。
「元気?今何やってるの?結婚は?子供は?」
という、今日何度となく答えただろう近況報告を互いにした。
彼は、大学を卒業し関西の企業に就職しエンジニアとして働いているとのこと。
2年前に結婚して関西に住み、子供が奥さんのお腹の中にいるとのこと。
これは、女友達の裕子から逐一報告してくれたことだった。
こちらのお客さんが多いから週の半分は実家に帰ったりしてるという。

「真理子痩せたねえ。あの時プクプクしてたけど・・」
「やっぱりそう思ってたんだ・・・(@ω@;)うっ
高校のときは今までの中で一番のデブ期だったからね・・今より10kg近く多いよ」

色々話は弾み・・・
「でも真理子、今専業主婦なんてイメージ違うな・・・暇を持余してるって感じじゃない?」
「まあね、特にやらなきゃいけないってことがないからね。」
「そんな風にさせてる旦那さんは寛大で、何か優雅な人なんだろうね。」
「全然そんなことないよ。安サラリーマンだからアタシもそろそろ働かないとなって。」
「真理子ならすぐ転職できそうだけどね。」

そういえば、岡田君とは大学のときに開かれた少人数の同窓会のときに顔を合わせた。
でも、何となくまだお互い、自然に話せるほど時間は経っておらず一言も話さず、目線も合わさずに
その会は終わった。

すると、後頭部に熱い視線を感じ振り向くと多数の目線がアタシ達に注がれていた。
もちろん、公表してるわけじゃないが一緒に帰ったりしてたから付き合っているということは何となく分かっていたんだろう。
「久々の再会で、火がついたりするん?」
「お互い独身だったらね・・・あるかも知れんけどね・・お互い既婚者ですから・・・」
「そうだよ・・」

そんな風に言われて何となく2人で居づらくなって彼のサッカー部の酔っ払った友達が乱入したり、女友達が中に入ったりしていつの間にか大勢の輪の中に2人は入るような形になった。
それから二次会のカラオケにもほとんどが帰らず残っていた。
ノンアルコールの幹事達の車に分かれて乗ってカラオケまで行った。
やっぱりこの人数では一部屋に入れず何部屋かに分かれて楽しんでいた。

今での仲の良い裕子が、こそっと・・・
「真理ちゃんが今日来てくれてホントによかった。」
「どうして?」
「実は岡田、大学のときにやった同窓会の後からなんか気にしてたらしくて・・」
「でも、もう10年も前の話だよ。」
「だって、アレ以来同窓会に岡田いくら誘っても来なかったからさ・・」
「ふ〜ん・・・でも、もう済んだ話だしさあ、お互いもう大人だし結婚してて今日ちゃんと話できたし。」
「うん、よかった。」
彼女は岡田君と家も近く幼馴染のような子で、高校のときも色々と付き合う切っ掛けの橋渡しをしてくれた。
卒業してからの、岡田君の近況は全部彼女からの情報だった。

その日は2次会のカラオケをダラダラとして解散した。
家に歩いて帰れるところだったので、一人で歩いて帰ろうとしたところ幹事が車で送ってくれた。
名前がイマイチ分からないが、多分あの辺に住んでてハンドボール部だったような気がする。
「そうだ、これから直接連絡取れるように連絡先教えてもらっていい?」
「いいよ」
その幹事と連絡先を交換した。
そういえば、こうやってどうでもいい人達とはアドレス交換したが、岡田君とはしてなかった。

  
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【2007/10/08 11:58】 | 【岡田】再会 | トラックバック(0) | コメント(0)
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