妄想恋愛小説
30代主婦真理子の恋愛妄想小説
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【2008/10/11 23:10】 |
【朋樹】登場人物と出会い
オンナが枯れ始めたら飲むサジー まず実感

新しい小説を書きはじめることにしました。
今後ともご愛読くださいね

登場人物の紹介

真理子(アタシ)
30代の専業主婦。
昨年までOLをしていたが退社し、現在専業主婦。
結婚6年目で年上で優しい夫と2人暮らし。
今の生活に特に不満もないが、満足もしていない。

朋樹(彼)
33歳のグラフィックデザイナー。
3年前に会社を立ち上げ、小さなデザイン事務所を経営している。

モノマニア / 株式会社リツメイ・コーポレーション

出会い

アタシは前の会社の同僚と今でも仲良くしており、メールや電話よく食事をしたりもする。
その同僚の一人の中田(♂)が近々に会おうと言っておりお互いに予定を調整していたが、なかなか都合が合わないでいた。
そんなとき中田から
「大学との友達の集まりがあるから真理子も来れば?」
という誘いがあった。
あまり初対面の人が多いのは得意でなかったが、幸いその日は都合がついたので出席することにした。
中田の大学の頃の友達といっても全くピンとこなかった。

中田と待ち合わせをし店に向かった。
オシャレ系居酒屋といった雰囲気の店の個室で7〜8名の男女がもういい感じにアルコールが回って盛り上がっているところだった。
「オレの元同僚の真理子。今日ブッキングしたんだけどいいよな。」
「真理子ちゃん、よろしく〜、ここ座って座って〜。」
酔っ払い気味の女性が隣を空けてくれた。

彼らは酔っぱらっていて少々物事に鈍感になっているのか、根掘り葉掘りとアタシの素性を聞き一喜一憂していた。
「なんだ〜中田の彼女じゃないのか…前から真理子ちゃんが来るって聞いてて、中田嫁を紹介しに来るんじゃないの?何てみんなで言ってたんだけどね。」
という話になっていたらしい。

初対面のアタシをとても快く受け入れてくれて大学の時の話も嫌味なく教えてくれたりしてアタシがつまらなくない様にしてくれたし、実際楽しかった。

その中にアタシに目を合わそうとしない人が一人だけいた。
気にはなっていたが、下手に声をかけてアタシのことを快く思っていないことを言われるのも怖いのでそおっとしておいた。
アタシがトイレから帰ってくるとき、彼は煙草を買ってきた帰りでたまたま一緒になった。
「あの〜、すいません…アタシ、今日急にお邪魔しちゃって。」
「いえいえ…別に良いですよ。あいつら馬鹿でしょ、いつもこんな感じなんで、よかったらまた来てくださいね。」
「ありがとうございます…。よかった〜何か怒ってらっしゃるのかなって思ってて。」
「ごめんなさい。無愛想なのでよくそう言われるんですよ。」 

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【2008/02/22 16:00】 | 【朋樹】出会い | トラックバック(0) | コメント(2)
連絡先の交換
ティーライフ

中田とは以前と変わらず連絡を取り合っているし、その時に仲良くなった女性ともメルアド交換を行って、また集まりに誘ってくれたので参加することにした。
この前とは違う店だが雰囲気は同じような、気楽に入れるちょっとおしゃれな居酒屋だ。
前のメンバーと2〜3人入れ替わっているが人数はやはり10人弱程度だ。

今日、初対面の関西弁の人には
「中田、こんな可愛い子が元同僚で人妻で未だ友達なんて、過去に絶対何か会ったやろう〜。
きっと中田君は真理子ちゃんへの思いを封印して近くにいる友達を選んだんやな〜。」

などとおちょくられたが強ち嘘ではなく、中田もアタシも戸惑ったがその場はやり過ごした。

その日も彼は来ており、前回同様割と静かに酒とタバコを楽しんでいる。

前回仲良くなった女性軍達ともさらに仲良くなって、今回も随分楽しめた。
少しずうずうしいかと思ったが2件目にも誘ってくれてついていくことにした。

「ありがとね、アタシまで誘ってくれて。
皆と居るとアタシまで一緒の大学行ってたんじゃないかって時々勘違いするよ。」


「いいのいいの。ホントに真理子ちゃんいい人だし、もう中田の元同僚でもなんでもなく仲間ってことでいいじゃん、だからアタシまでなんて言わないで。」


女性群の一人が返してくれた。ホントに気さくないい人達だ。

2件目ばダーツバーでダーツをする人もしない人も楽しめる店だ。
アタシはワイワイと何本か投げたが、少々疲れてカウンターでカクテルを飲んでいた。
「酔っぱらってきた?」
「え?そうかも。結構長時間だし相当量は飲んでると思う。」
「大丈夫?」
「はい。前はもっと飲めたんですけどね…歳かも。」
「敬語オレには使うんだね…」
「だって、年上ですよね。」
「他の皆だって年上だよ。」
「そうだけど…何となく朋樹さんは雰囲気が大人だから。」
「老けてるってこと?」
「そうじゃなくて…」
※中田が一浪+院卒のため真理子の3つ年上。

そんな風に2人でどうでもいいことを喋っていて不意に彼が携帯を取り出した。
「真理子ちゃん、メルアド教えてよ。」
「え?ハイ。」
「ん?ヤダ?」
「違いますよ。そういえば交換してなかったんだって思って。」

そんな風にして楽しく過ごし、帰路についた。
タクシーに乗り、ぐったりしていると…
「今日は楽しかったね、また一緒に飲みましょう、」
「真理子、今日飲みすぎ大丈夫か? 中田」
など、個々にメールを送ってくれた。
「真理子ちゃん、楽しかったです。今度オレの仕事見てくれないかな? 朋樹」

随分遅れて彼からのメールが届いた。
オレの仕事?グラフィックだったけ?何でアタシが?
そんな疑問は次々と湧き上がってきたが、もう疲れてるし眠たい・・考えるのは明日にした。

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【2008/02/22 17:00】 | 【朋樹】出会い | トラックバック(0) | コメント(3)
3度目に会う-1
DHCオンラインショップ

3回目の召集がかかった。
1回目に中田の元同僚として参加してから3回目の参加である。
どうやら不定期といいつつも大体1ヶ月〜1ヵ月半に1回のペースで開かれるらしい。
アタシが参加した全2回は10名弱だったが、今回は参加率があまりよくなくて遅れてくる人含め、5名くらいだった。

今回は中田も来れないということで、アタシはピンで参加したような雰囲気だった。
でもいつもこの会は楽しいので全く躊躇する事はなかった。
アタシが着くと既に参加予定の4名は飲み始めていた。こんな気楽さもアタシは好きだ。
個々に色々と話を聞いていると、様々な経歴の人が居る集まりだ。
もちろん普通のサラリーマン&OLも居るが、開業医の息子で大学病院の研修医というボンボンや放浪の旅に出たり出なかったり・・という自称カメラマンや、イケメン塾講師、起業した人、事務をしながらホステスをしてる人が居る。

アタシと一番仲がいいのはホステス業の女性だ。単に人生勉強のためらしい。
過去2度飲んでいても携帯メールを頻繁に打っている。ものすごく美人さんではないがやっぱりどこか垢抜けていてキレイだ。
もうホステス業をし始めて3年目になるらしい。
いつも彼女はアタシをホステスに勧誘してくるが、断り続けている。

朋樹は前に書いた”起業した人”のことで、彼と建築デザイナーの2人で起業したという。
この前、自分の仕事を見て欲しいというメールを送ってきたが次の日こう返した。
「昨日はちょっと飲みすぎたけど(^^ゞ楽しかったです。今度皆と一緒に作品見せてもらいますね〜。」
少しわざとらしいかと思ったが、”2人きりではなく”にというニュアンスを強調したかった。
何となくこの会から抜け駆けみたいな事をしたくなかった。

この日彼は自分の作品の、ある企業のキャラクターやデザインキャラクター、エコバック等々と持ってきて皆に見せた。
みんなであ〜だこ〜だと意見を言ったりして、彼なりに参考にしていた。
アタシは思ってたよりもずっとカッコいい作品だと思った。
彼は主に印刷物等の二次元デザイン、建築デザイナーの方はお店やSOHO、個人宅の空間デザインを担当しているという。
会社を立ち上げて数年の割には順調に仕事が入り何とかやっているそうだ。
デザイナーという職業柄、職人気質なところがあって会社勤めがどうも出来ない性質だと前から言っていたがそんなところは少し共感が持てるし、起業に踏み切った勇気は感心する。

そんな感じで1次会も楽しく進み、2次会に当たり前のように繰り出した。

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【2008/02/25 15:45】 | 【朋樹】出会い | トラックバック(0) | コメント(2)
3度目に会う-2
 

2次会はスポーツバーで、その日はメジャーリーグの映像が映されていた。
メンバーの中でもそう特別興味がある人も居らず、それなりに観ながら個々に喋っていた。
隣に居た朋樹が

「真理ちゃんって、これからも専業主婦なの?」

「どういうこと?」

「仕事したりしないの?」

「・・・いい仕事があればするかなあ。。。」

「ふ〜ん・・・」

「朋樹さん、すごいと思うよ。前の会社の組織って感じや色んな柵(しがらみ)が嫌で辞めたけど結局次にすることって見つけられないんだよね。
辞めるときは資格取ったり、赤ちゃん欲しいと思ったりしてて時間をもっと有意義に使おうなんて思ってたんだけどね。な〜んか、しれっとしちゃってるよ。」


「真理ちゃん何でもできそうなのに。
会社って立ち上げるのはそんなに難しくないけど継続していく事が難しいんだろうなって思うよ。」


「そうなんだ・・。でも順調なんでしょ。」

「明日は分かりませんから・・・。
事務所兼家すぐそばだから寄ってかない?」


「え?事務所兼家?」
一緒に会社を立ち上げた人のおじいちゃんの家が空き家なので、自分達で改築して作ったという。
「ええ〜?、ソバなの?家って?」

「相方は実家だから住む必要はないんだけど、よく俺ら徹夜になるから仮眠できるところとシャワー・簡単なキッチン・・って要望挙げてたら”住めるじゃん”って話になってオレが住んでるの。」

「へえ〜。でも今日はもう遅いから今度にするよ。」

何となく面倒で断った。
今回、当人同士も傍目にも朋樹がアタシに何らかの興味があるということは明確になった。
それにしてもよく解からない。アタシは結婚もしているしお金も特に持ってない。
すごく魅力的な容姿でもなければ、社会的に特権や地位があるわけでもない。
口説くのであれば、もっと若くて可愛い言いなりになるような女性は沢山居ると思うし現にそうだろう。
わざわざ、結婚もしていて極めて普通なアタシと仲良くなろうとしなくてもいいような気がする。
その辺も不可解で朋樹と二人きりになりたくなかった。

  

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【2008/02/25 16:21】 | 【朋樹】出会い | トラックバック(0) | コメント(6)
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