![]() |
![]() 最初に中田の紹介という形で中田の大学生の仲間に混ぜてもらってから3か月くらいが経とうとしている。 連絡先を交換し合い、先の記事のモモエさんをはじめ3〜4人くらいと仲良くしている。 その中の一人が朋樹さんだ。 モモエさんは朋樹さんのことを熱くていい奴だと言っていたが、アタシにはまだ掴みどころのない、どこか漂々とした雰囲気を持った人でいまいちよく分らないというのが素直な印象だ。 外見から受ける印象はいたって普通でこれといった特徴がない。 身長は175cmくらいで中肉中背、顔は一般的にカッコイイ感じだと思うが…EXILEのメンバーの中に居そうな雰囲気で少しだけ色黒でいつもニットキャップをかぶっている。 こんな人はそこらじゅうに居る。 朋樹さんは最初は飲み会の後とか、次の飲み会のお知らせが入るとアタシの参加or不参加を個人的にたずねたりという内容だった。 最近は 「今仕事終わった。何してる?」 (〜〜(仕事の内容)〜〜今度そこに一緒に行かない?」 「仕事の参考資料にしたいか○○今度持ってきてくれる?」など、みんなの中の2人ではなく単独2人としての内容が多くなってきている。最近は2日に1回のペースであれこれとメールのやり取りをしている。 そんなとき 「こんにちは。明日の○○で打ち合わせがあるんだけど、真理ちゃん家の近く通ると思うから昼飯でも一緒にどう?」こんなメールが入った。 少し遅めのランチを一緒にとることにした。 私が指定したのはきれいなカフェでガッツリごはんもスイーツもお酒も飲めるという便利なお店にした。 アタシが店内に入って待っていると朋樹さんがいつもよりちょっとだけきちんとした恰好で入ってきた。 「ごめんね、遅くなって。」 「うんん。ココすぐに分かった?」 「分かったよ。お客さん○○方面が多くてこの道抜け道だから結構使うんだわ。」 「ふう〜ん。お忙しそうで何よりです(笑)」 「何だそれ…真理ちゃんさ、初めて昼間見たけど違う人みたいだね。」 「?」 「何か、爽やか。」 「それはお互い様じゃない?」 「そうか?オレかな爽やか青年だと思ってるんだけど(笑)」 「こんなにゆっくりお昼食べてる時間あるの?」 「うん、今日コレ持って帰ってサクッと仕上げるだけだからさ。」 「そっかあ、サラリーマンみたいに休憩時間が決められてるわけじゃないもんね。」 「まあね、忙しい時はその逆で退社時間なんてないけど仕事の具合で時間調整できるから楽だな。」 アタシはオムライスランチ、朋樹さんはビーフシチューランチを食べながらゆっくり食後のコーヒーまで過ごした。 ![]() ![]() 続きも見てね ![]() ![]() |
メールは以前と変わらず何度となくやり取りをしている。 ある時 「カフェのロゴのデザインを頼まれたんだけど女性の意見が色々聞きたくて、今度見てもらえない?」 「いつでもいいよ。」よく聞くと、町の古い喫茶店をカフェ風にしてリニューアルする際にロゴや看板の字体のデザインを頼まれてて、いくつかの案の中から選んでほしいという。 そんなことはお安い御用だ。 他にも女友達はいるだろうし、この仕事についてはある程度口実だということがすぐに分かる。 それでもアタシだけなんてことはなく、何人かいて座談会みたいな感じの場だと思って彼の仕事場に行った。 彼のオフィス兼自宅に行ったのは考えてみたらはじめてだった。 この近くにはデパートやセレクトショップも沢山あり買い物したり食事をしによく来ていたはずだが、人が住んでいるという印象があまりない町でこんな風情のあるところがあるなんて知らなかった。 その都会の真ん中の下町という一角にある、彼の仕事パートナーのおじいちゃんの家を自分たちで改造して使っていると聞いている。 住所を口伝いの情報で訪ねてみると、長屋のような古い建物の中に一軒だけ和風&スタイリッシュという感じの家が見えてすぐにそれだと分った。 木とコンクリートがとてもセンス良く組み合わせてある外観で、会社の名前の看板もきちんとついている。 インターホンを押すと彼が出てきた。 「インターホン使う人初めて(笑)すぐに入ってきてくれたらよかったのに。」 「普通よその会社行く時、インターホンとか内線使わない?」 「そっか。まあ、入って入って。」 入ると、外観とは雰囲気が違い、コンクリートが打ちっぱなしの土間のようなところが少しあって2〜3段ほど上った開き戸の奥がオフィスになっている。 オフィスにはメタルラックにファイルがたくさん並んでおり、コピーやプリンター、通信機器がある。 そして反対側の壁に彼と相方のものだと思われるデスクとラック、中央にはお洒落だけど簡素な打ち合わせ卓という配置で、12〜13畳という広さだろうか。 見たところ誰もおらず、座談会ではないようだ。 暫くすると、相方が奥のキッチンから出てきた。 「こんにちは、今日はわざわざありがとうございました。 朋樹と一緒にやってる西村といいます。真理子さんのことは朋樹からよく聞いてます。」 少し年上だろうか、35〜36歳くらいの色白で細身で物腰の柔らかい人だ。 「?」 「以前、通信会社の企画をされてたって聞いてて企画の方だとパンフとか看板とかいろいろ見られてるんじゃないかなと思ったりして。 それに俺ら2人のセンスだとどうしても男性寄りに偏っちゃうのでぜひ、女性の意見も聞きたいと思ってまして・・」 「ええ。私は法人担当の企画だったのでちょっと分野は違うのでどうかな・・と思うんですが、今はだたの専業主婦ですのでその目線での意見だったら…。」 「ねえねえ、2人ともなに気取ってんの?もっとフランクでよくない?」 「一応仕事モードでご説明しとこうかと思って。」 「笑…」 その後はまあ、西村さんともフランクな感じでロゴや看板を見せてもらい意見や感じたことを言った。 久々に、仕事の打ち合わせをしてるような感覚になって面白かった。 気づくと3時間ほど経っており、すっかり辺りの日も沈んでいた。 全くその時間の感覚がなくなっていた。 「じゃあ、今日は真理ちゃんに貴重なご意見を頂いたのでご馳走しなきゃなぁ 」西村さんともこの3時間ですっかり打ち解けた。 「やった〜おなか空いた((+_+))」 「朋樹、どこ行く?あっ今日の主賓、真理ちゃんは何食べたい?」 「何でも良いけど、この近くなら何でもありそうだね。」 「西村、言っとくけど真理ちゃんむちゃくちゃ飲むぞ 」「うっそ、そうなの?カクテルで真っ赤になりそうなタイプかと思ってたけど…」 「そうだよ(笑)甘いのしか飲めませ〜ん 」3人で夕食を取りに出た。 続きも読んでね ![]() ![]() |
商品・サービスを紹介するブログライターが多数居ます。 ブログでお仕事.com その後朋樹さんととはたまにお酒を飲んだり、仕事の視察を兼ねたカフェ巡りをしたりしていた。 西村さんがいる時もあればいない時もあった。 あるとき彼のオフィス兼自宅の近くのお店の雑誌広告を作るため取材をする時に立ち会った。 彼はその後オフィスで仕事するのに手伝ってもらいたいことがあるのでアタシもオフィスに立ち寄ることにした。 西村さんもおらずオフィスはしーんとしていた。 飲食店の印象やお勧めのメニューのポイントなどを一緒にまとめて書き起こし、すぐに仕事は終わった。 オフィスの奥のキッチンでコーヒーを入れてくれると朋樹さんが用意をしていた。 どんなキッチンなのか見たかったので覗いてみた。 ほぼ一般住宅のキッチンと変わりないくらいの大きさで人が2人並べるくらいの通路に流しHIコンロ、コーヒーメーカー、キッチンボード、冷蔵庫…そんなものが並んでいて男の人の部屋やオフィスの給湯室なんかよりもずっと設備が整っている。 「へえ、もっと簡素な給湯室レベルかと思ったけど、結構何でもできるようになってるね。」 「まあ、昼飯とか夜中仕事したりするときはココで適当に西村と作って食べてるし、おれ結構料理好きだし。」 「ああ〜!このエスプレッソマシーンって○○のでしょ。コレずっと欲しいと思ってるんだけどね…」 「コーヒーは美味いの飲みたいし。西村には高いから反対されたけどオレのこだわり。」 海外家電でデザインもとっても素敵な、大きめのエスプレッソマシーンで彼カプチーノを淹れてくれた。 職人肌の彼は入れ方も上手で、とても美味しかった。 「真理ちゃん、この前の話なんだけどしていい?」 「はい、やだ…なんか改まっちゃって。」 「オレもっとプッシュしてもいい?」 「ん?」 「だって、好きでいてもいいだけじゃなあ…男としてつまらないからさあ、真理ちゃんが口説けるかどうかは別としてそういう風に頑張ってもいい?」 「アタシが困らない程度ならいいけど…って何かそういうのを許可するっていうのもじゃない?」 「でも、それで引かれちゃっても嫌だし…オレは真理ちゃんと会ったり電話したりできなくなることが一番嫌だからさ。」 「いいよ。もう大人だから常識範囲内ってことで許可します(笑)」 「何か、お前余裕だな…かなり恋愛経験豊富なの?」 「??モモエさんじゃないし、全然だよ。だって23歳で結婚してるんだよ。」 「そっか。オレの方が年上なのに何か弄ばれてる感じだなあ。まあ、そういうの嫌いじゃないけど。」 「じゃあ、いいじゃん。」 何だか面白くなってきた。 ![]() |
| ホーム |
|










」
」
」











